関西発を中心に 防災学習ツーリズムはお任せください
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東日本大震災から10年以上たっても、依然として深刻な問題を抱え続けている福島第一原発の周辺地域を訪問します。このほか、宮城・福島両県の沿岸部を旅して、2泊3日の短い旅行ながら、密度の濃い学びを獲得します。
福島第一原発事故の影響で突然、避難を余儀なくされ、普通の暮らしを奪われた人は少なくありません。
東日本大震災の津波は、東北地方の原発を襲い、人々の暮らしを根底から変えてしまいました。
東日本大震災の津波から90人の命を守り抜いた宮城県南部の山元町・中浜小学校は、防災教育・震災伝承の場として公開されています。
行程 | 宿泊地 | |
1日目 | 伊丹空港(ANA)→→→→→→→→仙台空港========【視察】【講話】①名取市震災復興伝承館②震災メモリアル公園③日和山、慰霊碑(閖上地区住民の語り部の被災地域内を回りながら説明を行っています)========
【昼食】鐘崎笹かま館========【視察】【講話】④中浜小学校震災モニュメント========【宿泊】相馬市
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相馬市・松川浦
なぎさの奏夕鶴 |
2日目 | ホテル========【視察】【講話】【昼食】福島第一原発20㎞圏内ガイドツアー(昼食は車中弁当をご用意いたします):⑤相馬市伝承鎮魂祈念館========⑥浪江町、双葉町、大熊町、富岡町、飯館村内の帰還困難区域=======⑦原子力災害伝承館========【宿泊】いわき湯元温泉
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いわき湯元温泉
ときわの宿浜とく |
3日目 | ホテル========【視察】⑧いわき震災伝承みらい館 【研修】【昼食】⑨いわき・ら・ら・ミュウ(研修まとめ・昼食)========福島空港(ANA)→→→→→→→→伊丹空港 |
※この行程表は作成日現在の予定であり、天候・交通事情又はその他の理由により変更になることもございますので予めご了承ください。
東日本大震災の津波被害で、壊滅状態になった閖上地区。
かつては活気に満ちた漁港等も、そのほとんどが更地となった。
被害が甚大であるがゆえ、他の市町村に比べて復興のスタートが大幅に遅れたが
ついに2019年まちびらきへ。
復興とは、行政だけに頼るのではなく、
「自ら取り組む」という事を住民が掲げ、一人ひとりが力強く生きている。
自分たちの意識を変えていくことが、復興を促し、又、自分たちの未来も
変えていくという事を、痛感させられる場所です。
指定された避難先まで逃げるべきか、それとも校舎の屋上に避難すべきか・・・。
大地震発生の約30分後、予想の津波の高さが10m以上だと、情報が更新された。
その時、当時の校長先生は「屋上への避難」を決めた。
高潮や津波の被害を考慮して、敷地を2mかさ上げして造られていた小学校だったため、
2階建て校舎の屋上であれば生きられる可能性があると判断。
繰り返す余震と寒さに耐えながら、屋上の屋根裏倉庫で、90人は身を寄せ合って一晩を過ごし、
翌朝、全員が無事救助されました。
今は震災伝承施設の一つとなっています。
東京電力福島第一原子力発電所から20km圏内に位置する、福島県双葉郡大熊町、富岡町等の
現在の姿を専門のガイドがご案内致します。
常磐線の全線開通等喜ばしいニュースの裏では、今もなお2011年3月11日のまま
時間が止まり、廃墟となっている建物も多くあります。
東京電力福島第一原子力発電所の事故以降も、私たちの生活は
「エネルギー」と共に成り立っています。
影響を受けた町が、事故以来どのような状況になっているのかを自分の目で見て、
この先どのようにエネルギーと共存していくかを考えるきっかけになればと願っています。
広大な面積を持ついわき市は、「地震、 津波、原発事故、風評」の四重苦に悩まされ続けている。
その中でも、市民を長い間苦しめている要因の一つは、根拠の不確かな風評被害です。
復興に尽力する人々の生活、産業活動にも大きな影を落としたのです。
いわき市は、この震災での記憶や教訓を風化させず、後世に伝え続けて行くために、
いわき震災伝承みらい館を設立した。是非、足を運びたい施設である。