関西発を中心に 防災学習ツーリズムはお任せください
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3泊4日のプランで宮城、岩手、青森の3県を巡り、東日本大震災の爪痕とそこに生きる人々の復興への努力を学んでいきます。福島県を除けば、主要な被災地をほぼカバーし、自然災害の怖さと向き合いながらも、自然の恩恵を享受して東北の大地で生きる人々から多くのことを吸収していくことになるでしょう。松島湾や三陸海岸、十和田湖など、東北地方の自然の美しさにも目を留めていきましょう。
東日本大震災で甚大な被害を受けた松島湾を遊覧船で見て回ります。
三陸海岸屈指の景勝地である浄土ヶ浜も散策します。
岩手県宮古市の震災遺構・たろう観光ホテルは、東日本大震災の時、6階建ての4階部分まで津波に襲われ、1,2階は完全に骨組みだけとなりました。実際に訪問すると、津波の凄さを実感できます。
この宮古市の田老地区でも、地元の方々の尽力により、防災学習が熱心に行われています。
三陸鉄道では、沿線の被災状況について解説も受けられる「震災学習列車」が運行されています。
十和田湖や奥入瀬渓流の自然美にも目を留めていきましょう。
行程 | 宿泊地 | |
1日目 | 伊丹空港9:00(ANA)→→→→→→→→仙台空港10:25========【視察】①塩竈市津波防災センター 【昼食】竹田の笹かまぼこ
塩釜~~~~~~【観光】松島湾遊覧船~~~~~~松島========【視察】②東松島市東日本大震災復興祈念公園========【宿泊】南三陸・志津川 |
南三陸(志津川)
南三陸ホテル観洋 |
2日目 | ホテル========【視察】③高野会館========【視察】【講話】④気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館 【視察】⑤陸前高田・奇跡の一本松========【昼食】碁石海岸レストハウス========【観光】浄土ヶ浜散策========【宿泊】浄土ヶ浜 | 浄土ヶ浜
浄土ヶ浜パークホテル |
3日目 | ホテル========【視察】 【講話】⑥田老防潮堤⑦田老潮里ステーション⑧たろう観光ホテル========【昼食】田老地区施設========田野畑++++++++⑨三陸鉄道「震災学習列車」+++++++++久慈========【宿泊】八戸 | 八戸
ダイワロイネット八戸 |
4日目 | ホテル========【視察】⑩八戸市みなと体験学習館========【昼食】十和田湖(休屋)~~~~~~【観光】十和田湖遊覧船~~~~~~子ノ口========奥入瀬渓流(車窓)========八甲田山========青森空港(ANA)→→→→→→→→伊丹空港 |
※この行程表は作成日現在の予定であり、天候・交通事情又はその他の理由により変更になることもございますので予めご了承ください。
施設内では、2011年3月11日地震発生から7日間に焦点をあて、何が起こったのか、そしてどう状況が変わっていったのかという事が分かりやすく学べるようになっています。又、施設内には1,386人分の食料や水、毛布、救援資機材などが備蓄されており、緊急時の備蓄倉庫としての役割も持っています。東日本大震災で経験したことを、決して無駄にはしないという強い覚悟が伝わってくる施設だと思います。
3mを超える津波に襲われた野蒜駅。駅の構内も壊滅的な状況でした。その後、2015年に高台に て新駅舎として再開。旧野蒜駅に、列車が入ってくるところを見ることはもう出来ませんが、震災遺構として再スタートした旧野蒜駅を訪れることは出来る。目的は違えど、人々が行き交う場所である事に変わりはないのだと感じさせられる施設です。
高さ22mある建物の3階天井部分まで津波が達した高野会館。高野会館の各階には、緊急時用の備蓄物資を備えられており、スタッフは定期的に避難訓練を実施しするなど、防災に対しても日頃から高い意識をもって取り組んでいた。その結果、当時地元老人クラブの発表会に集まっていた高齢者たちを迅速に4階屋上へ誘導し、327名の命が救われたのである。防災に対する高い意識が必要なことはもちろん、そこに加え「助かる・助ける」という事に対して迅速に行動するという事がいかに大切かという事を学ぶ事が出来る場所です。
気仙沼市階上地区もまた、約12mほどの津波に襲われ、200名以上が亡くなった地域です。気仙沼市「東日本大震災遺構・伝承館」は、震災が起こったあの日までは、宮城県気仙沼向洋高校として、生徒たちが過ごしていた場所だったのです。校舎の4階部分まで津波が襲いかかるも、生徒たちはより高台にある「階上中学校」などに避難し無事だったほか、校舎に残った先生や近くで工事を行ってい作業員らは、南校舎に避難し無事でした。今は、来館した人々に大震災を自らのこととして受け止め、日常の中で自然災害とどのように向き合うかを考えて頂く場でありたいと願われています。
陸前高田市民にとっては憩いの場所だった高田松原。約7万本もの
自然災害を相手にした時、「これで絶対安全だ」
岩手県の太平洋沿岸を縦走する三陸鉄道も、
太平洋に面し、市の南側は岩手県に接している八戸市。