関西発を中心に 防災学習ツーリズムはお任せください
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1泊2日の旅でも、仙台平野を一瞬でのみ込んだ津波の恐ろしさを感じ取れることでしょう。今は穏やかな松島湾を眺めながら、防災を「ジブンゴト」として考えてみませんか。
高さ4.6mの津波が押し寄せた仙台市立荒浜小学校が、震災遺構として公開されています。
荒浜小学校には、被災直後の様子を伝える展示がされています。
津波で大きな被害を受けた名取市閖上地区にオープンした商業施設「かわまちテラス閖上」にも立ち寄れます。
松島湾では遊覧船が運航されています。東松島の東日本大震災復興祈念公園には、震災の怖さをいまに伝える震災復興伝承館もあります。
行程 | 宿泊地 | |
1日目 | 関西空港(伊丹空港発着ANA利用も設定できます)→→→→→→→→仙台空港========【視察】【講話】①名取市震災復興伝承館②震災メモリアル公園③日和山、慰霊碑(閖上地区住民の語り部の被災地域内を回りながら説明を行っています)
【昼食】かわまちテラス閖上========【視察】④震災遺構仙台市立荒浜小学校========⑤NHK仙台拠点放送局========【宿泊】仙台市
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仙台市内
ホテルモントレ仙台 |
2日目 | ホテル========【視察】⑥塩竈市津波防災センター========塩釜~~~~~【観光】松島遊覧船~~~~
【昼食】松島========【視察】⑦東松島市東日本復興祈念公園========仙台空港→→→→→→→→関西空港
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※この行程表は作成日現在の予定であり、天候・交通事情又はその他の理由により変更になることもございますので予めご了承ください。
東日本大震災の津波被害で、壊滅状態になった閖上地区。
かつては活気に満ちた漁港等も、そのほとんどが更地となった。
被害が甚大であるがゆえ、他の市町村に比べて復興のスタートが大幅に遅れたが
ついに2019年まちびらきへ。
復興とは、行政だけに頼るのではなく、
「自ら取り組む」という事を住民が掲げ、一人ひとりが力強く生きている。
自分たちの意識を変えていくことが、復興を促し、又、自分たちの未来も
変えていくという事を、痛感させられる場所です。
海岸から約700m内陸に位置する荒浜小学校。
東日本大震災発生当時、児童、職員、そして周辺の住民らを合わせて、
320人が校舎に避難。押し寄せた巨大津波は2階まで達した。
現在、1~2階は津波で損傷した姿をそのまま保存・展示している。
又、津波被害が無かった4階では、被災当日の様子を映像などで
紹介している。
震災後も被災地の取材を続けてきた「NHK仙台拠点放送局」。
10年目に当たる2021年、オンラインで全国の学生たちと
震災報道や被災地取材について話し合うトークイベントを開催。
このイベントを通して、NHK仙台拠点放送局は、
被災した地域の今の姿や被災した方々の思いを見つめ、
これからも伝え続けていきたいと再度決意を固めたという。
ハード面はもちろん、ソフト面からも学ぶ事が多い施設である。
施設内では、2011年3月11日地震発生から7日間に焦点をあて、
何が起こったのか、そしてどう状況が変わっていったのかという事が
分かりやすく学べるようになっている。又、施設内には1,386人分の食料や水、
毛布、救援資機材などが備蓄されており、緊急時の備蓄倉庫としての役割も持っている。
3mを超える津波に襲われた野蒜駅。駅の構内も壊滅的な状況でした。
その後、2015年に高台にて新駅舎として再開。
旧野蒜駅に、列車が入ってくるところをもう見ることは出来ないが、
震災遺構として再スタートした旧野蒜駅を訪れることは出来る。
目的は違えど、人々が行き交う場所である事に変わりはないのだと思った。